下水が溢れる前に!!台風発生時の対策
台風などの影響により大雨が発生した際に、下水が排水口から溢れる恐れがあるのはご存知でしょうか?
事前の対策を取って、下水が溢れる事態にならないようにしましょう。
台風発生時の下水逆流リスク
「こんな川の氾濫は、この街に生まれて初めて」
宇都宮市内で氾濫した田川に架かる東橋から西へ約三百メートルで居酒屋を経営する山口育男さん(74)は、店内に流れ込んだ泥水にこう驚きながら、清掃作業に追われた。
台風の警戒のため十二日夜、店内にいたが、同日午後十一時ごろ、急激に泥水が流れ込んできたという。「トイレなど下水が逆流しはじめ、みるみる膝上三十センチほどまで水位が上がった。すぐ店を開けられるのか」と苦渋の表情を見せた。
水が引いた後も、道路沿いは土煙が立ち上り息苦しい状態。
東橋から西へ約五十メートルの商店では、従業員らが店内の家具類を外へ運び出した。男性従業員(70)は「冷蔵庫も倒れ、事務所内で泥水がうずまいていたようだ。玄関の塀も流されてどこかへ行ってしまった」とぼうぜんとしていた。
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こちらの記事では「令和元年台風第19号」が発生した際の被害状況に関するニュース記事です。トイレなどから下水が溢れ出てしまった事例です。
「令和元年台風第19号」の降水量は前例に無いくらいと言われていました。様々な川が氾濫し、インフラは一時的に乱れました。このレベルの台風になると、下水の逆流が発生するようです。
記事のように、異常な大雨など発生すると排水口から逆流するリスクがあります。
逆流を防ぐには、一体どのような対策を打てばよいのでしょうか?
下水の逆流はすいのうで対策する
台風による大雨発生時、下水の逆流を防ぐためには
すいのう
を排水口に設置しましょう。
すいのうの作り方
すいのうの作り方は簡単です。
- ゴミ袋(45L)を2重にする
- 半分程度水を入れ、袋の空気を抜く
- 内側と外側の袋の口をそれぞれ縛る
以上です!簡単ですね。
埼玉県草加市の公式サイトに作り方が詳しく載っています。
【必要なもの】
〇家庭用ごみ袋(45リットル程度)
〇ひも
〇水
【作り方】
ごみ袋を二重にし、中に半分程度の水を入れます(持ち運べる程度)。
袋の空気を抜いた後、中袋をひもで縛り、外袋もひもで縛ると「水のう」
の完成です。家庭での簡易水防~「水のう」の活用をおすすめします~ - 草加市役所家庭での簡易水防 「水のう」の作り方
台風発生時はゴミ袋などが品薄になる恐れがあります。
台風が発生する前に準備しましょう。
ゴミ袋45Lは以下から購入できます。
すいのうの設置場所
すいのうは
排水口があるところすべてに設置しておくと安心です。
- キッチン
- 洗面所
- トイレ
- 洗濯機
- お風呂場・シャワー室
以上の場所に設置して逆流を防ぎ、台風への備えは忘れずに行いましょう。
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