【ADHD・HSPあるある】ほとんどのミスはワーキングメモリが原因
ADHDやHSPの方は普段の生活で人よりもミスが多いとされています。
日常生活や仕事において
- ケアレスミスが頻繁
- ミスしないか不安になる
- 気分が萎えてさらにミスを犯しやすくなる
なんてこともあるのでは無いでしょうか。(筆者体験談)
私自信もHSPで、
- 周りの雑音などの影響を受けやすい
- すぐ違うことに注意が向く
- ささいなことで長時間悩んでしまう
などの悩みがあり、これらがきっかけのミスが多く、会社で注意されることがしばしばあります。
そのため、ハンデを背負った私たちが社会を生き抜くには、自分の特性を理解して上手に生きる必要があります。今回はADHDやHSPの方が多いとされるミスを減らす方法を紹介します。
この記事を読むと以下の効果が期待できます。
- ケアレスミスの原因がわかる
- ミスを減らす方法がわかる
ミスはワーキングメモリから発生する
ケアレスミスやうっかりミス、見落とし、聞き逃し、などのミスは人の脳のワーキングメモリが原因とされています。
一度にたくさんのことをやろうとすると、失敗するのは、ワーキングメモリからやるべきことが抜けてしまうことが原因です。
そもそもワーキングメモリとはなんでしょうか?
ワーキングメモリとは
ワーキングメモリとは一言でいうと、作業記憶のことを指します。人の話を聞く際や、新しくものを覚えようとする際に使用されます。PCのRAMなどが人のワーキングメモリに値します。
実際に体感してみるとわかりやすいです。
以下の無意味な数字列を暗記してください。
13828393
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どうです?脳みそが圧迫されるような感じがしませんか?このように、短期的に情報を記憶しようとするとワーキングメモリを使用することになります。お手持ちのスマホでもブラウザのタブを複数開いていると処理が重くなったりするのも、メモリが圧迫されているからです。
つまりワーキングメモリは仕事の生産性を左右します。諸説ありますが、
図解 仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方という本では
ワーキングメモリは訓練しても増えないとされています。
本書で書かれている事を実行すると、自身のワーキングメモリを最大限有効活用することができます。増やせはしないもののメモリを効率よく使用することができるようになるのです。
仕事でのミスに悩まされている方はこちらの本は本当に参考になります。
また、こちらの記事では、ADHD・HSPの方が低いとされているワーキングメモリの有効活用の方法を紹介しています。
参考にしてみてはいかがでしょうか。
ワーキングメモリが原因のミスをなくすには
ADHD・HSPの方は注意力が散漫だったり、周囲の雑音に影響されやすいため、ワーキングメモリを圧迫してしまう機会が多いということが考えられます。
ワーキングメモリが圧迫されると、やるべき作業が抜け落ちミスが発生します。
これに対する対策はどのようにすれば良いかは単純です。
- メモを取る
- 覚える際はざっくり繰り返す
です。
メモを取る
覚えたと思ってもそれはワーキングメモリに入っている一時的な記憶に過ぎません。すぐに抜け落ちてしまうので、すぐにメモを取るようにしましょう。
特にADHD・HSPの方はワーキングメモリに重要度関係なくなんでもかんでも保存してしまいます。さらには心配や不安と言った感情もワーキングメモリに悪影響を与えます。
重要なことはワーキングメモリからメモという消えない記憶媒体に移しましょう。
・ToDoリスト
・チェックリスト
・アラーム
などを活用して、なるべくワーキングメモリに情報を残さないようにしましょう。
覚える際はざっくり繰り返す
新しい知識や情報をゆっくり詰め込もうとしても、ワーキングメモリからあふれ出してしまいます。さらには脳みそがフリーズしてしまいます。
細部にこだわるのではなく大まかなことを覚えてそれをざっくりと繰り返して覚えていきましょう。
例えば
参考書を読む際に、一語一句読んで、細かい知識を段階的に覚えようとするのではなく、1周目はパラパラとめくり概要をつかんでから、詳細に入る、といったやり方がベストです。
より詳細にワーキングメモリを活用したみすの減らし方をしりたい方は
図解 仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方を読んでみてください。Kindle版で無料で読むことができます。
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