個人理念とは？「個」の時代に必須となる個人理念の作り方
現在は「個」の時代と言われています。
大企業の副業解禁や、ダイバーシティの推進により今まで以上に個性が輝けるようになってきています。そんな「個」の時代だからこそ1人1人の役割が重要になります。
逆に「自分は何ができるのか」がある程度把握しておかないと、生きづらい時代ともいうことができます。こうした時流に必要とされるものは一体何でしょうか？
それは
個人理念
です。
技術やスキルはもちろんのことですが、個人理念というものが必須になる社会が来るかもしれません。今回は「なぜ個人理念が大切になるのか」、「そもそも個人理念とは何か」、「個人理念の作り方」をご紹介いたします。
自分の個人理念を作成できれば
- 自分を生きる覚悟を持てる
- 今まで以上に価値を生み出すことができる
- 周りに流されなくなる
以上の効果が期待されます。
逆に個人理念がないと
- 選択ができない
- 成長ができない
- 成功ができない
以上のことが懸念されます。したがって社会で生きていくうえで、個人理念は必須となるでしょう。
個人理念の理解だけでなく、個人理念を作り自分自身の価値を高めていきましょう。
個人理念とは
早速ですが個人理念とは、
その人の
活動や選択の動機・基準
のことを指します。
経営理念の個人版と考えてください。
個人理念は経営理理念と同様にミッション・ビジョン・バリューがあります。簡単に説明しますと
ミッション：個人の存在意義
ビジョン：ある時点までに「こうなっていたい」と考える到達点
バリュー：個人の価値基準
となります。
このミッション・ビジョン・バリューが分かりやすく説明されているサイトがあります。気になる方はご参照ください。
今回はミッション・ビジョン・バリューで最も重要とされているミッションの部分について一緒に作成していきましょう。
個人理念が必要な理由
個人理念の作成する前に、そもそもなんで個人理念が必要なのかを確認しておきましょう。
個人理念が必要な理由を一言で表すと
個人理念は
個人の存在理由である
からです。
経営理念は企業にとっての「存在理由」とされています。個人理念もそれに当たります。自分は何のために存在するのか？ということです。存在理由を定義できていないと、選択・成長・成功ができません。「何をもとに選択すればよいか」、「どこに向かって成長すればよいか」が分からないため成功をつかむことができないのです。
つまりその人が存在する価値を改めて定義しましょう！ということです。
個人理念はその人そのもなのです。人は存在するだけ価値があるものです。難しいとは思いますが一緒に考えていきましょう。
個人理念の作り方
では早速、自分の行動指針となる個人理念の作成に取り掛かりましょう。自分に合う理念を見つけて理念を覚悟を持って決めることが重要になります。
個人理念の作り方は加来幸喜さんという方の方法を参考に致します。
スクーで「個人理念」を一緒に創る生放送始めます！この授業では個人理念を掲げたいと思っている一般ゲストの個人理念を実際に一緒に考えるコーナーがメインです。今回もゲスト募集してるので、個人理念をつくりたいと思っている人がいたらお気軽にご連絡ください！ https://t.co/gxHP69BX2h
— 加来幸樹 SIGNCOSIGN (@kakukoki) October 2, 2019
- まずは自由に語ってみる
- 本質的な価値提供を問いてみる
- 考えすぎずに試作品をつくってみる
- イメージの沸く具体例も作ってみる
- 覚悟を持って決定する
以上のワークを通して作成していきます。加来幸喜さんは、個人理念を作る際は誰かと一緒になって作ると、覚悟が決まりやすかったり、自分の考えなかった気付きを得られるとおっしゃっています。しかし誰かと取り組むのは恥ずかしいと思いますので今回は一人で作成することを想定しています。
まずは自由に語ってみる
まず肩の力を抜いて、
自分は何を成すために存在するのか？
という問いに答えてみてください。
このフェーズでは深く考えず、自分が過去に行ってきたことを率直に語ってみて下さい。人間だれしも存在理由があるので、ハードルを低くして取り組んでみてください。
本質的な価値提供を問いてみる
前のフェーズで語った内容に対して、
自分はどんな価値があるのか？
何故価値があるのだろうか？
誰に対して価値があるのか？
などの問いに答えてみましょう。上記の質問はあくまで例です。目的は自身が提供できる本質的な価値を探ることにあります。
自問自答を繰り返し、語った内容の本質的な価値を把握しましょう。
考えすぎずに試作品を作つくってみる
本質的な価値が分かってきたら、試作品を作ってみましょう。
ここでは、腹落ちするかは置いてきましょう。
例：
社会にあふれている情報を適切な人に届ける
イメージの沸く具体例を作ってみる
試作品から、ブラッシュアップしていきます。
自分の考えやイメージとマッチするような言葉にしていきます。
例：
生きづらさを感じる人に向けて気づきを与え痛みを取り除く。
覚悟を持って決定する
今までのワークで個人理念を作ったら、覚悟を持って決定しましょう。覚悟を持てないようであれば2-4のワークを通して自分らしい個人理念を作り直しましょう。
決定した個人理念に基づいて行動することができれば、「自分が何をすべきか」を理解することができます。混沌とした社会に流されず自分の指針通りに行動すれば、あなたの価値は今まで以上に上がるでしょう。
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