マインドフルネスの効果で僕の人生が好転した話
最近「マインドフルネス」という言葉を色々なシーンで聞くようになりました。今回はマインドフルネスに関しての以下のような疑問に答えます。
・マインドフルネスとは?
・マインドフルネスってどんな効果があるの?
・どうすればマインドフルネスな状態になれるの?
・マインドフルネスはどんな時に活用できるの?
僕はこのマインドフルネスを人生にとりいれることで少なからず人生が好転しました。皆様にも是非知っていただきたいというモチベーションで記事を作成しています。
マインドフルネスとは
マインドフルネスとは一言でいうと
余計な事を考えず、すべての注意を今に向けている心理状態
を指します。簡単にいうと今に意識を向けた集中状態です。
皆さんもなにかに集中して時間を忘れてしまったことなど経験あると思いますがそれがマインドフルネスに近いイメージです。
ご存知の方は某テニスの王子系アニメで「無我の境地」という特殊状態をイメージしていただけるといいと思います。
別のアニメで例えると、全集中◯◯の呼吸のイメージです。
そしてマインドフルネスを理解するにあたって、「マインドレスネス」という真逆の状態を考えると分かりやすいです。マインドレスネスの具体例をいくつか出します。
マインドレスネスの例:
・昼食をとりながらぼんやり頭に考えが浮かぶ
・あたまがぼーっとし、連鎖的に考えごとをする
上記の状態がマインドレスネスです。おそらく皆さんが普段行っていることだと思います。そのため、日常はマインドレスネスに溢れています。
マインドフルネスはこの逆を指します。
マインドフルネスの例:
・食べ物の食感・箸の感触・味を感じて食べる
・今自分がすわっている椅子の反作用をお尻で感じる
上記がマインドフルネスです。
なんとなくお分かり頂けたかと思います。冒頭で説明した通り今に意識を向けた集中状態です。
マインドフルネスが注目を浴びた理由
マインドフルネスが注目を浴びた理由の一つとして現代人の集中力低下が挙げられます。
現代人は集中力が減ってきています。
IT化に伴いあらゆる事の利便性が増しました。そのため、ながら〇〇(ながらスマホ等)をするようになりました。こういった時代背景から現代人の集中力は低下している傾向にあると考えられています。実際に集中力低下の研究結果もあります。
現代人は今という瞬間を生きることが苦手になりつつあるのです。こうした集中力低下等の問題を解決できないかということでマインドフルネスの考え方が注目を浴びました。
どんな効果があるの?
マインドフルネスになる訓練を日常的にすれば、集中状態を意識的に作り出すことができようになります。
一般的にマインドフルネスの効果は以下のような代表例があります。
・精神面に良い影響がある
・よく眠れるようになる
この中で僕が実感した効果として、集中力の向上はもちろんなのですが、特に不安の減少を実感しました。
マインドフルネスで不安が減少した
僕がマインドフルネスを生活に取り入れてみて実感したのは不安などのマイナスの感情が減ったことです。
人間はボヤッとした考えから不安がうまれます。
皆さんがマイナスの感情が生まれる時を思い出してください。
それはなにかに没頭している時でしょうか?
それとも、ボヤッとしているときでしょうか?
おそらく後者です。このように、マインドフルネスになることでマイナスの感情を介入の余地を与えることが無いので精神面に良い影響がでます。
元々、不安症な僕はこの点はかなり実感しました。
マインドフルネスになる方法
マインドフルネスになる有名は方法としてはマインドフルネス瞑想というものがありますが、僕は正直そのような非日常的な物は続かないタイプです。そのため日常的にマインドフルネスになる方法を3つ紹介します。
以下の3つの方法を日常的に取り組むとマインドフルネスになる習慣が少しづつ付きます。
1.歩いている時にマインドフルネス
皆さんは歩いているい時に何を考えて歩いていますか?
今日の予定、良いこと、嫌なこと、色々考えて歩いているかと思います。しかし、これはご説明した通りマインドレスネスな状態です。
・姿勢を意識的に伸ばす
・呼吸が気道を通るのを感じる
といった触覚に意識を向けてください。すると思考が止まり集中状態に入ります。
2.すわっているときにマインドフルネス
人は1日の中でほとんどの時間椅子にすわっていると言われています。そこで椅子にすわる時間を活用してマインドフルネスになりましょう。
・体重がお尻にかかっているのを感じる
・呼吸が気道を通るのを感じる
電車ですわっているときに脳が多動(考え事が自然に発生)してきたなと感じたら、上記の方法でマインドフルネスになりましょう。
3.作業中にマインドフルネス
家事・仕事・勉強をしている最中にこそマインドフルネスになりましょう。
行動に集中することができるため生産性が増します。
・呼吸が気道を通るのを感じる
・キーボードを叩く感触を感じる
・シャーペンを握る感触を感じる
邪念が発生すると作業の生産性が低下します。作業中にマインドフルネスになるのが理想なので、上記で紹介した1.2の方法を日常的に取り組んでみると良いです。
以上、僕が取り組んでいるマインドフルネスになるシーンを紹介しました。
邪念が発生するときは
しかし、何かを取り組んでいる際に
この先の予定、不安、考え事、、
などの邪念が出ると思います。(マインドレスネス状態)。
そんなときは、あ、っ邪念がでた!と感じて再び自分の触覚に意識を向けましょう。
マインドフルネス
↓
邪念発生(マインドレスネス)
↓気づいたら意識を現在の感触に向ける
マインドフルネス
を繰り返してくだい。
とくに僕は注意力散漫のタイプなので、いかに邪念がでた状態から戻るかが重要になります。
マインドフルネスの活用シーン
結局マインドフルネスって何に役立つの?
とお考えかと思います。
マインドフルネスはこんな場面で活用できます。
・作業に集中できない
・気分が下がっている
上記の場面において、先ほど紹介したマインドフルネスになる3つのメソッドを取り組めば、自身のコンディションを立て直すことができます。
やってみればわかります。僕も効果について半信半疑でした。が、これにより僕の人生は好転しました。
マインドフルネスは注意力散漫に効く
マインドフルネスは注意力散漫な人に効果があります。
例えば僕の例です。
僕は元々脳内が多動なタイプなので、常にマインドレスネスの状態でした。そのため生産性が低く、マイナスな感情が連鎖的に生まれていました。
そこでマインドフルネスを生活に取り入れるようにしたら、脳の多動をある程度コントロールすることができるようになりました。すると以前より、根拠のない不安を感じることもなくなり、さらには作業の生産性も向上したのです。
補足ですがマインドフルネスが一部のADHD患者に効果的であるという研究結果もあります。
まとめ
マインドフルネスとは一言でいうと
余計な事を考えず、すべての注意を今に向けている心理状態
を指します。簡単にいうと今に意識を向けた集中状態です。
マインドフルネスの例:
・食べ物の食感・箸の感触・味を感じて食べる
・今自分がすわっている椅子の反作用をお尻で感じる
そしてマインドフルネスはこんな場面で活用できます。
・作業に集中できない
・気分が下がっている
マインドフルネス状態に入るには訓練が必要です。その訓練法は、抽象的に説明すると、「今まさに、自分が体に触れている感触に注意を向けること」です。その例として3つご紹介しました。
1.歩いているときの例
2.座っているときの例
3.作業しているときの例
これら3つの方法を日常的に取り組むとマインドフルネスになる習慣が少しづつ付きます。
この記事をきっかけに、皆さんの日常にも是非マインドフルネスを取り入れてみてください。
この記事はマインドフルネスストレス低減法を参考にしています。こちらの本はストレス低減を観点に見たマインドフルネスの本となっております。もしマインドフルネスで人生を好転させたいと少しでも思ったら読むべき一冊です。心理士さんもおすすめされている本なのでご一読の価値ありです。
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