【特徴と問題点】私たち「社会不適合者」とは?
日常生活で「社会不適合者」という言葉を耳にしたことはあると思います。学校、会社などで、輪を乱したり、そもそも輪に参画しなかったりする人に対して使われる言葉です。
恐らくこの記事を読んでいる方は、少しでも「社会不適合者」なのではないか?という心当たりがあり、読んでいるのではないでしょうか。安心してください、筆者は生粋の社会不適合者です。
ということで今回は社会不適合者とはどのような特徴があるのかを、筆者が生きて感じたことを踏まえながら紹介いたします。
この記事を読めば以下のことが分かります。
- 社会不適合者の特徴
- 社会不適合者の抱えやすい問題
- 社会不適合者は生きずらい
- 社会不適合者は居場所を見つけるべき
社会不適合者とは
社会不適合者
読み方:しゃかいふてきごうしゃ社会の要求に応えて生活することが困難な者。社会に適合できない人。うまくやっていけない人。
出典:Weblio辞書
社会不適合者の意味や定義 わかりやすく解説 Weblio辞書社会の要求に応えて生活することが困難な者。Weblio国語辞典では「社会不適合者」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。
Weblio辞書では
社会の要求に応えて生活することが困難な者。
として説明されています。ですので当ブログでの社会不適合者の定義は上記の「社会の要求に応えて生活することが困難な者。」とします。
私たち社会不適合者は、人の指示に素直に従うことができない、他人に興味がない、人に合わせられない、など生きていく上で必要不可欠な要素が欠落しています。故に社会の要求に応えることが困難であり、生きづらいと感じる場面が多くあります。
社会不適合者が抱えやすい問題
社会不適合者の私が感じた「社会不適合者が抱えやすい問題」は以下の3点です。
- 周囲から当たり前とされることができない
- 周囲からの評価が低いため、自己評価も低くなる
- 「自分は社会不適合者だからしょうがない」と自己正当化をしがち
これについて解説します。
周囲から当たり前とされることができない
社会不適合者は周囲から当たり前とされることができません。例えば
- 時間を守る
- ルールを守る
- 指示通り行動する
- 人間関係の構築
などといった、社会で生きていく上で前提となる能力が欠落しているのです。
ちなみに社会不適合の筆者は上記の全てが苦手です。基本的に人から命令されたことなどをそのまま聞き入れ実行することが苦手なので、学生時代は宿題を提出遅れで毎回のように怒られていました。
周囲からの評価が低いため、自己評価も低くなる
社会不適合者は当たり前のことをおろそかにするため、周囲から「できない人認定」を受けることが多々あります。その結果「自分ってできない人なんだ」というネガティブな認識が当たり前になってしまいます。
私は学生のころ、「提出物を出さない」、「遅刻が多い」という「いい加減な奴」というレッテルを張られていました。最早私自身がそれをネタにしているくらいで、自分はできないですよアピールをしてしまっていたのです。
そのため社会不適合者は以下の様な悪循環に陥ります。
- 当たり前のことができず、周囲からの評価が下がる
- それに伴い自己評価も下がる
- 最終的に自分からできないアピールをして評価を下げる
そんな生きずらい社会不適合者は人生ハードモードです。そして上手に生きていく方法はこちらの記事で紹介しています。攻略法としてぜひ読んでみて下さい。まずは当たり前のことを当たり前に行うことで上記の悪循環を断ち切りましょう。
「自分は社会不適合者だからしょうがない」と自己正当化をしがち
社会不適合者と自覚している方は、何か失敗をした際に「自分はできないからしょうがない」などと理由を付けて自分を正当化する癖があるようです。
私も、人とうまくコミュニケーションが取れなかった際は「自分は社会不適合者だから」という理由で正当化してきました。
この問題点は
失敗の振り返りが無いため一生成長しない
という点です。もちろん人間には適正があり苦手なことはありますが、何らかの失敗をした際には自分を正当化して思考を停止するのではなくて、しっかりと振り返り再発防止を考えるということが大切です。
社会不適合者は生きずらい
社会不適合者はとにかく生きずらいです。
私は生きずらさをひしひしと感じています。特に、アルバイトや会社などで社会不適合者の生きづらさっぷりが炸裂します。
理由はすごくシンプルで
他人に評価されるための行動が苦手
だからです。社会不適合者は基本的に自己満足の世界に生きているので、他人を満足させる想像力に欠けています。そのため、他人に評価されるための行動が苦手です。
しかし、現在の社会構造上他人からの評価はつきもので、避けては通れません。したがって、他人基準で評価されることが苦手な社会不適合者は生きずらいのです。
ですがあきらめてはいけません、我々のような人間は一定数いるのです。もがきながらもなんとか幸せになる方法を一緒に追及していきましょう。
私たちは一人じゃありません。一緒にもがきましょう。
社会不適合者の解決案となる情報をこれからも発信していきます。
社会不適合者は居場所をみつけよう
社会不適合者は
他人に評価されるための行動が苦手であるため、
自尊心や自己評価が低い傾向があります。
このような状況に陥ると、負の連鎖が始まります。そのため、まずは自己肯定感を付ける必要があります。
社会不適合者は全ての社会に適合できないわけではありません。
自分の適合できる社会=居場所
を探しましょう。自分の居場所はどこかにあるはずです。そこで、失ってしまった自己肯定感を付けましょう。
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という本は
自己肯定感を上げる居場所探しという面で非常に分かりやすい本です。
以下にリンクを張っておきますので是非読んでみて下さい。
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「引きこもり」はメディアやインターネットの影響もあり、世の中の認識では、あまり良いイメージはありません。
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