【実践】社会不適合者の生き方 その1
この世界は人との繋がりでできています。家庭、学校、会社などのコミュニティは人と人が協力し合うことで、運営されています。社会生活を営む上で人との関わりは避けては通れないし、当たり前とされています。
一方で、一定数の人は社会に馴染むことを苦手としています。いわゆる社会不適合者と呼ばれる人たちです。
ちなみに筆者は生粋の社会不適合者です。
社会的動物である人間として生きていく上で、社会不適合という要素を持っている時点で苦労する人生だということは言うまでもありません。
そんなハンディキャップを背負った私たち社会不適合者は、人生の難易度が周りの人よりも高い状態なのです。したがってこのムリゲーをうまく攻略していく必要があります。
社会不適合者には
不適合者なりの生き方があります。
ということで
今回は社会不適合者として生きて感じた「社会不適合者の生き方」について紹介いたします。
この記事を読めば
- 社会不適合者としての器用な生き方が分かる
- 無理せずして社会に適合できるようになる
以上の効果が期待できます。
社会不適合者とは
社会不適合者とは?という点に関しては以下の記事を読んでください。社会不適合者への理解があると本記事の理解がより深まります。
社会不適合者は他人の要求に答えることができないため、周囲に迷惑を掛けてしまうこともあります。結果として周りから批判を浴びてしまいます。私たちは決して悪気があり、社会に順応していないわけではありません。ただただ不器用もしくは自分以外の興味が薄いだけです。
社会不適合者の生き方に必要なもの
社会不適合者の生き方に必要な物
それは
- 指示などに対する意味づけ
です。これについて解説していきます。
指示などに対する意味づけ
社会不適合者の特徴の1つに
- 指示通り動けない
- ルールに従えない
という特徴があります。社会不適合者は一般の人が当たり前に取り組んでいることに対して暗黙の理解ができないのです。
周囲の指示やルールを単純に守ることができればいいのですが、それが簡単にできないのが社会不適合者です。私の場合は指示などに対して、余計なことを考えてしまい自己流のやり方で進めてしまうケースが多々あります。
そこで、私たち社会不適合者が作業指示やルールを守るために行うべきことは
- 指示などに対する意味づけ
です。
作業指示に対して、それに従うべき自分なりの意味を見出すということです。
これを実施することにより、他人から言われたこととして取り組むのではなく、自分が考えた理由に沿って取り組むようになるので、作業指示をすんなりと受け入れることができます。
以下に事例を紹介します。
社会不適合者は宿題が苦手
社会不適合者は宿題が苦手です。
たとえば
- 新聞記事を1記事、毎日書き写す
という夏休みの宿題があったとします。普通の人は「宿題はやるべきこと」という理由で取り組むことができます。
しかし社会不適合者はこの宿題になんの意味があるのだろうか、という余計なことを考えて取り組むことをやめます。(筆者の実体験)
ということで、社会不適合者は他人から言われたことに対して疑問を抱くと取り組むことができないのです。
自分視点で意味づけをする
上記の問題を解決するためには、自分なりに宿題の意味づけをすることで、指示に従うことができます。
例えば
- 新聞記事を1記事、毎日書き写す
に対して、
この宿題をやれば
- 相手に伝わりやす文章を書くことができる
- 最近のニュースが分かり、知識の幅が広がる
という具合に、他人の指示に対して自分なりの解釈を再定義することが重要です。
このようにすることによって私は夏休みの宿題を乗り切ることができました。(提出は遅れましたが。。)
読破できない難解な本がわかる本というでも人生においての意味づけが重要であると書かれています。おすすめの本なので以下にリンクを張っておきます。
人生で役に立つこと
人生についての意味づけ(ライフ・スタイル)を変えれば、悩みから脱出できる。それは、自分のために生きるのではなくて、他人のために貢献していくということ。それが巡り巡って自分の幸福につながる。
コメント