【ADHD・HSP・INFPあるある】ケアレスミスが多い原因は?ミスを無くすためには?
ADHD・HSP・INFPのいずれか1つでも当てはまる方は、ケアレスミスの多さに悩まされているのではないでしょうか?
筆者はこの3つの特性を併せ持っているため、学生の頃から現在に至るまで、一生ケアレスミスと付き合っている人生となっています。。
今回はこの3つの特性を持つ人はなぜケアレスミスが多いのかを分析し、ミスを無くすための解決策を紹介したいと思います。
この記事を読むと
- なぜケアレスミスが多いか
- どうすればミスを減らすことができるか
以上のことが分かり、少し人生が生きやすくなるでしょう。
ケアレスミスが発生する原因
ケアレスミスが発生する原因は単純です。
それは
- 注意する点に抜け漏れが発生している
- どこに注意を向ければ良いか分からない
以上の2つです。実はケアレスミスの原因は実に単純なのです。
まず前提として
「自分が注意するべきことに注意ができていなかった」ことによるミスをケアレスミスとします。
そう考えると、何かに取り組む際に、注意するべき点をきちんと押さえることができればケアレスミスは無くすことができます。
ケアレスミスの原因は2つ
皆さんは学校でテストを受けている際に
「実は裏面も解答欄があった。解くのをわすれた!!」
なんて事をやらかした事は無いでしょうか?(筆者体験談)裏面の解答欄のボリュームによって生死が分かれますね。。
このケアレスミスにおいても2つの原因に分けることができます。
1.注意する点に抜け漏れが発生している
▶︎裏面も解答欄があるということを最初は覚えていたが、テストを解いている間に忘れてしまった。
注意するべき箇所が、ワーキングメモリ(一時的な作業記憶)から抜け落ちてしまっています。
これはADHD・HSP・INFPの人にありがちな現象です。脳内で様々な考えが常にめぐっているため、ワーキングメモリが圧迫されやすいのです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
こちらはワーキングメモリの有効活用術です。参考にどうぞ。
2.どこに注意を向ければ良いか分からない
▶︎そもそもテストに裏面があることを知らなかった。今までそのようなテストを受けたことがない。
以上のように原因を2つ分類できます。
ケアレスミスをなくすためには
まず、ケアレスミスを無くすためには
ミスが発生することを前提とする
ことが必要です。当たり前と思うかもしれませんが、このことを念頭に置くことが重要です。この意識を持つことにより、どのようにすればケアレスミスが無くなるかを事前に対処する頭になります。
絶対にミスをしない人の脳の習慣という本はおすすめで、私も参考にして仕事をしています。
そして肝心の
ケアレスミスを無くすために
- 抜け漏れを無くすための仕組みを作る
- 注意する点を絞って明確にする
以上のことを実施します。この2つについて解説します。
1.抜け漏れを無くすための仕組みを作る
注意に抜け漏れがあるとケアレスミスが発生します。これを無くすためには方法が2つあります。
- ダブルチェックの実施
- チェックリストの作成・活用
です。
ダブルチェックの実施
自分だけでもケアし切れない場合は諦めて他の人の力を頼りましょう。自身の苦手なことは、協力して助けてもらうのも一つの手です。
人は一つのことに集中していると、他のことに注意が向かなくなり、結果的にミスにつながります。特にADHD・HSP・INFPの人は、一つのことに対する集中力が高いため、注意すべき他の点も忘れてしまい、ケアレスミスが発生します。
例えば何かの資料を作ったとして、その際のダブルチェックは
- 一度書いた文章を声を出して読む。(1人の場合)
- 周囲の人にチェックしてもらう
がおすすめです。声を出して読むことで、自身が書いた文章を客観的に把握することができます。
そして自身でカバーできない部分は諦めて、周囲の力を借りましょう。
チェックリストの作成・活用
チェックリストの活用はとても有効です。特にADHD・HSP・INFPの人の脳内は注意がアチコチにいき、重要なことが漏れやすいです。
そのため、チェックリストとして作成し、脳内からやるべきことを吐き出しておきましょう。
例えば
- TODOリストの作成
- 資料見直し時に、確認すべきことを一覧化
- 買い物リストの作成
等があります。これらを実施して抜け漏れを防ぎましょう。
2.見落とさないところを絞って明確にする
ケアレスミスの原因として、そもそもどこに注意を向けて良いかが分からない場合があります。
この場合はまず経験者に、目の付け所を聞きましょう。
目の付け所(着眼点)を聞く
人は作業の認識があいまいだとミスをします。そのため、ミスをなくすためには、やるべき作業を細かいレベルまで認識しないといけません。
それを行うためには、経験者に着眼点を聞きましょう。
上司や先輩は、経験の中でミスをなくすためのチェックポイントを無意識の内に掴んでいます。
経験者に目の付け所を聞き、注意を向けるべき点を把握しましょう。
今回ご紹介した以上のことを実践すればケアレスミスはなくすことができます。いきなりは難しいので、少しづつ減らす取り組みを行なっていきましょう!
絶対にミスをしない人の脳の習慣という本は私たちケアレスミスが多い人たちは必読の本です!
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