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【作業効率UP】ワーキングメモリ有効活用術

生き方

【作業効率UP】ワーキングメモリ有効活用術

 

皆さんはワーキングメモリを意識して生活したことがあるでしょうか?もし意識できていないで仕事をしているとなるとそれは大変もったいないことです。ワーキングメモリの仕組みを理解し活用するだけで、これまで以上の成果を出すことができます。

今回はワーキングメモリを有効活用して作業効率を上げる方法をご紹介します。

この記事を読めば

 

  • ワーキングメモリの正しい使い方が分かる
  • 作業効率が上がる
  • 作業ミスが減る

 

以上の効果が期待できます。

 

こちらの本に詳しいワーキングメモリを仕事に活かす方法が詳細に書かれています。読んでみると、「抜けている」なんてもう言われなくなります。

図解 仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方

ワーキングメモリとは

そもそも、ワーキングメモリとは作業記憶のことで、一時的に脳が記憶する領域です。PCのスペックでメモリが8GBや4GBなどいった数字を見たことがあるかと思います。このメモリ容量が多いほど同時に複数の作業をしても快適にPCは動作します。逆にメモリが少なかったり、複数のタスクを同時に行うとPCの処理速度が遅くなってしまいます。

これと同様に、人の脳にワーキングメモリがあります。文章を読んだり、人の話を聞いたり、単語を暗記したりする際に一時的にワーキングメモリに情報が保存されていきます。読みにくい長文だったり、校長先生の長話だったりが脳に記憶されないのは、ワーキングメモリから情報があふれてしまっているからだと考えられます。

 

作業効率はワーキングメモリに左右される

仕事の作業効率はワーキングメモリに左右されます。

作業に集中できない時を想像してみてください。

  • 周囲がうるさい
  • 選択に迷う
  • 眠い
  • 部屋が汚い

などといった理由があると思います。これらに共通して言えることは、無駄な情報にワーキングメモリを占有されているということです。それにより作業に使用するメモリ不足に陥ってしまいます。

私はhsp(様々な刺激に敏感)であるため、騒音、プレッシャー、人の視線などを感じるとすぐにワーキングメモリが圧迫されてしまいます。

 

ワーキングメモリを有効活用するには

ワーキングメモリは鍛えられないとも言われています。生まれつきワーキングメモリが低いと感じている人もいるかと思いますが、安心してください。持ち合わせているワーキングメモリを最大限に活用することができれば何も問題はないのです。

 

ワーキングメモリを有効活用するためには3つ方法があります。

 

  • 不要な情報を出す
  • 不要な情報を入れない
  • 使わない・使う量を少なくする

 

この3つについて解説します。

 

不要な情報を出す

 

ワーキングメモリを無駄なことに使うのをやめましょう。

 

  • メモ・チェックリスト・ToDoリストの活用
  • 頭の外で考える、書きながら考える

 

頭の中でやるべきことを覚えておくということはワーキングメモリに負荷がかかります。使うべきところにメモリを使うために、不要な情報は書いて出しましょう。

また、頭の中だけで考えることも負荷がかかります。紙に図などを書いて考えるようにしましょう。学生の頃、数学や物理で図を描きながら考えるとうまくいくことがありませんでしたか?それはメモリを考えるべきことに使用できたから解答できたのです。

 

不要な情報を入れない

 

不要な情報がワーキングメモリに入らない工夫をしましょう。

 

  • 集中したいときは、ネットスマホから離れる
  • 机・部屋を片付ける

 

学生時代、一夜漬けで試験勉強をしている際に、机の片隅にあった漫画を偶然発見してしまい気づくと試験当日を迎えていたなんて経験があるのではないでしょうか?

視界に余計な情報が入ると注意がそっちに向いてしまし、ワーキングメモリを無駄使いしてしまいます。

 

使わない・使う量を少なくする

 

そもそもワーキングメモリを使わないようにしましょう。

 

  • 基本の徹底・習熟(無意識でできるまで繰り返す)
  • 知識を蓄え、理解を深める(すぐに結びつく記憶)

 

基本的なことは無意識でできるようになることで、ワーキングメモリを使用しなくて済みます。

例えば、初心者ドライバーは、運転している最中に話をしながら交差点を右に曲がる、なんてことはかなり大変です。一方でバスの運転手は、アナウンスをしながらあの長い車両を自在に操縦できるます。これは運転が無意識にできているから、アナウンスにワーキングメモリを使用することができているからです。

また、あまり知らない分野の話についていけない、ということもワーキングメモリが圧迫されているのが原因だと考えられます。会話の中で知らない用語が登場した場合は、注意がそっちに行ってワーキングメモリを使ってしまうということになります。

以上より、基本的なことは無意識にできるようになることは、本当に重要な部分に注力するためには必須となるのです。

 

もう少しワーキングメモリの活用に関して詳しく知りたい方はこちらの本を読んでください。
図解 仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方

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