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【HSP必見】ブッダから学ぶ反応しない方法

反応しない HSP

【HSP必見】ブッダから学ぶ反応しない方法

 

情報爆発の現在において私たちは様々な情報にさらされています。

例えば学校において、今まではリアルでの噂話が中心でしたが、最近はTwitter、インススタグラム等のSNSによる情報までも気にしなくてはいけなくなりました。

こんな時代だからこそ、無駄な情報を受け流す「反応しない方法」を身につけることは重要なスキルとなります。

今回は以下のような方々へ向けた記事となります。

 

・他人の視線が気になる
・誰かに良く思われたい
・自分の軸が定まっていない

 

反応しないスキルを身につけることで以下の効果が期待できます。

 

・物事の本質を見失わない
・自分軸で生きることができる
・精神的に疲れない

それでは「反応しない」方法について解説していきます。

この記事は反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」を参考にして記述しています。


ブッダの考え

ブッダの考えは事実をありのままに受け入れることからスタートします。そのため、感情や事実といったことに目を逸らすのではなく、そのままの意味として理解します。

 

感情・事実などの物事をそのまま理解する

 

ブッダの考えは物事に対してストレートに解釈し、ありのままを理解します。
そのため「肯定」も「否定」もしません。

 

承認欲求を例に説明します。
この承認欲求は高すぎると様々なデメリットが発生するために、あまり良い欲求であると考えられていません。そのため、最近話題になったアドラー心理学では、「承認欲を否定しなさい」と主張しています。コンプレックスや自己嫌悪を克服するために、「認められたい」という欲求は持つべきではないと考えます。

 

一方、ブッダは物事を理解することから始まるので
「自分には承認欲求がある」と素直に理解します。これを理解することで、「ではこの満たしたい承認欲求をどのように取り扱えば良いのだろう」という具体的な解決策の考察に繋がります。

 

承認欲求を満たしたいと理解する⇨満たすための方法を考える

 

つまり、自分が誰かに認められるためにどのように工夫して努力するか、という問題になります。このように前向きなエネルギーに転換するのです。

 

そのためブッダの考えでは、「目的は個人が選んでいい」というオープンな立場なのです。
「承認欲」も否定する必要はありません。仕事・勉強で認められることをめざすのもよし。「認められることに大して意味はない」と割り切って、自分の道を進むもよしです。

 

以上のように自由な発想を受け入れるのがブッダの考え方の特色です。

 

不安・恐怖・怒りに反応しない方法

 

ブッダの考えの前提を説明しました。続いては様々な感情や情報に反応しない方法を紹介します。反応しない方法は以下の2つです。

 

・感情を理解に留める
・体の感覚に意識を向ける

 

感情を理解に留める

 

不安・恐怖・怒りなどの感情に反応しない方法は、
「理解に留める」ということです。

不安・恐怖・怒りなどの感情は連鎖的に反応しやすく、「あーでも無い」「こーでも無い」と考えている内に、雪だるま式に大きくなっていきます。そのため、反応しているとキリがありません。

 

そこでブッダは自分の感情のありのままを理解します。大事なのは、このとき「腹を立ててはいけない」とか「動揺してはいけない」と「否定」しないことです。頭の中で「怒りがある」「不安がある」と客観的に“言葉で”確かめることに留めておきます。

このように「心の反応を理解する」にとどめて「それ以上に反応しない」ように心がけます。これによって連鎖的な反応を抑えることができます。そしてある程度冷静に慣れた時点で、冒頭で紹介したように、感情を前向きのエネルギーに転換します。この「前向きのエネルギーに転換するために考える」と「ただ単に反応する」ということは区別しなくてはいけません。感情に踊らされるのではなく、自分の意思・目的を持って思考をしましょう。

 

体の感覚に意識を向ける

 

もう一つの反応しない方法は体の感覚に意識を向けることです。

 

なぜ、体に意識を向けるとで反応がなくなるのかピンとこないかと思われます。その理由としては、体に意識を向けることで「マインドフルネス状態」になるからです。

 

マインドフルネスとは簡単にいうと今に意識を向けた集中状態です。この状態をを保つことで、邪念が取り払われるため、集中力の向上や精神面に良い影響が出るということがわかっています。

 

詳しくは以下の記事でもマインドフルネスについて紹介していますので、合わせて読んでみてください。

 

そして、マインドフルネス状態に入るための効果的な方法としてお手軽なのが、体に意識を向けることなのです。これは特別なトレーニングがいるわけでも無いため、誰でもすぐに実践することができます。

例えば、椅子に座っているとします。
この時に体に意識を向けると、
・椅子と触れる肌の感触
・呼吸をする際の鼻とお腹膨らみ
・背筋を伸ばす背筋
などを一つ一つ感覚として理解します。すると、自然と今に集中するため、邪念が払われマインドフルネス状態となります。

 

ただし、マインドフルネス状態を継続するためには訓練が必要なので、毎日仕事に取り掛かる前などに実践するといいと言われています。

 

以上のように、体に意識を向けるとマインドフルネス状態に入り、反応が抑えることができるのです。

もし誰かに悪口を言われたら

 

最後に、ブッダが悪口を言われた際にとった行動が優秀なので紹介します。
僕たちも参考にしていきましょう。

 

当時「悟った人」として名を馳せたブッダですが、彼に対して嫉妬を抱いた宗教家に誹謗中傷の言葉を投げつけられました。普通の人であれば、ムキになって反論したくなり、落ち込んだりしてしまうでしょう。
しかしブッダはそれに対して、感情が揺らぐことなく以下のように返したのです。

 

「あなたが家で客人に差し出した食事を、もしその客人が食べなければ、その食事は結局あなたのものになるだろう。それと同じように、私はあなたが差し出した悪口を受け取らない(食べない)。その悪口は、差し出したあなたのものだ。そのまま持って帰るがよい」

 

ブッダは相手に反応するのではなく、心をクリアに保つことを選択したのです。結果的に相手からすると、自分が放った悪口をそのまま自分で処理しなければいけないので、心が乱れてしまいました。

 

以上のように、心を平静に保って自分のパフォーマンスを発揮するためにも、ブッダの考え方というのは大変有効です。特に僕のようなHSP(繊細な人)にとってはマストな考え方となるでしょう、この記事を参考にして「反応しない」という選択を取れるようになり、自分の本当のやりたいことが乱されないようにしましょう。

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」


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